2009年3月16日

睫毛(まつげ)貧毛症治療薬LATISSE™(ラティース™)(FDA承認)

当クリニックでは、まつ毛貧毛症治療薬として、FDA(米国医薬品局)が世界で初めて承認した、LATISSE™ (ラティース™)の取り扱いを開始いたしました。
まつ毛貧毛症とは、まつ毛が貧弱で不十分なことをいい、ラティース™はまつ毛貧毛症用の治療薬で まつ毛を長く、太く、濃い色にします。

☆非常に人気がある治療薬ですので、ご希望の方は、お早めにご相談・ご予約下さい。 (1キット1ヶ月分です)

2009年3月15日

皮膚再生療法(血小板注入療法)

当院では、今月から皮膚再生療法(血小板注入療法)
『セルリバイブ』(=自己 W-PRP(白血球含有多血小板血漿)注入療法)
  『セルリバイブジータζ』(=細胞成長因子添加自己 W-PRP(白血球含有多血小板血漿)注入療法)を導入しました。
 『セルリバイブ』とは、自分の血液を用いて肌の再生を促す、最先端のシワ・タルミなどを改善させる最新治療方法です。
目のまわりのシワ、ほうれい線の治療はもちろん、従来、手術・レーザー・コラーゲンやヒアルロン酸では治療の難しかった目の下の小じわ・タルミ・凹み・クマ、額のシワ、唇・口まわりのシワ、首のシワ、大きなニキビあとに対しても治療効果が出せるのが特徴です。
もともと血液に含まれている血小板や白血球は体に出来たキズを治す働きをしている細胞です。その血小板と白血球を濃縮し併用で用いることで、ヒトが本来持っている自然治癒力・組織再生力を最大限に引き出すことが可能となり、この治療方法が生まれました。
従来のPRP(多血小板血漿)のみを用いた治療法とはまったく異なる新しい概念の治療のため、治療名称による混乱をふせぐためにも「セルリバイブ」という名称に変更されました。
セルリバイブ療法は、自分の血液で自分の肌を再生させる、再生医療を 応用した治療法といえます。
今までの注入治療は、自分自身のものでないコラーゲンやヒアルロン酸を用いていたため、人によっては、アレルギー反応や感染などの副作用が生じることがありました。しかしセルリバイブ療法は、自分自身の血液を精製して注入する方法なので、アレルギー反応や感染などの危険性もありませんので安心して治療が受けられます。PRP(多血小板血漿)治療自体は美容治療以外にも、医療の現場において潰瘍治療や歯科のインプラント治療などにも用いられています。PRPを活性化することによりPDGF(血小板由来増殖因子)、TGF(形質転換成長因子)、VEGF(血管内皮増殖因子)、EGF(上皮増殖因子)、KGF(角化細胞増殖因子)、FGF(線維芽細胞増殖因子)などの細胞成長因子を放出し創傷治癒に有用であることが知られています。
さらに、当院のセルリバイブ療法キットは、アメリカのFDA(アメリカの厚生労働省)の許可、ヨーロッパ医療CEを取得しており、品質と安全性の両面でご安心いただけます。
セルリバイブ療法は、唯一、基礎データのある、血小板注入療法です。
 『セルリバイブジータζ』とは、従来のセルリバイブ療法に医薬品として認可されている細胞成長因子を添加することで目元の小ジワやニキビ跡の凹凸にはもちろんのこと、従来の皮膚再生療法では難しかった、目の下のクマ・くぼみ・口のまわりのシワ(ほうれい線)・首のシワに対しても優れた効果を発揮する最新治療方法です。
治療方法や施術は従来のものと同じですが、施術後の腫れはやや長い治療です。そのぶん、効果も期待できます。
ただし細胞成長因子を用いた治療なので、悪性腫瘍または、その既往のある方に関しては、施術出来ない場合もあります。
<効果>
コラーゲンやヒアルロン酸注入に比べ即効性がある治療ではありませんが、1週間から3ヶ月で皮膚の修復がおこり効果が認められてきます。効果の持続期間には個人差があります。ただし、従来のコラーゲンやヒアルロン酸のように吸収されてしまうものではなく、自分自身の皮膚を修復する治療なので、長期間に渡って治療効果が認められます。また、繰り返し治療可能です。
<治療後の日常生活について>
治療当日の激しい運動や飲酒、マッサージなど外からの刺激はお控えください。
また、赤みや腫れを早く改善するためには、施術当日はぬるめのシャワーをお勧めします。もちろんメークは当日から可能です。また、目の周りへの注入時には腫れが目立つことも
ありますので、サングラスなどをご準備いただけるとカバーが比較的楽にできます。
<副作用>
採血前まで自分の血管に流れていた、本来は創を治す働きのある血小板や白血球を精製して少量注入するだけなので、重篤な副作用は報告されていません。一般的な注入治療と同じく、痛み、赤み、腫れ、しびれ感、灼熱感、皮下出血などの副作用がありうります。
もちろん多くは一過性ですが症状の強い場合はご相談ください。
痛み・赤みは数時間で改善します。
セルリバイブ療法では、腫れは施術後2,3日続く場合もあります。
セルリバイブジータ療法療法では、腫れは施術後1週間くらい続く場合もあります。
万が一、皮下出血斑が出た場合にも5~7日で良くなります。

※非常に人気の高い最新治療です。
ご興味がある方は、是非お気軽にご相談下さい。

※今月末に『セルリバイブ』『セルリバイブジータζ』の開発者 医療法人 社団 貴順会 吉川病院(京都) 美容皮膚形成 部長 川添 剛 (かわぞえ たけし)先生の元に勉強に行ってきます。 (その内容は後日ブログでご報告させていただきます)

 お陰様で多くの患者様に支えられ、開院10ヶ月を迎えることができました。
開院以来、東海地区だけでなく、関西などの遠方からの患者様も来院していただき、心より感謝しております。
当院では、来院して下さる患者様に安全で効果的な治療を導入・提供していきたいと思っております。
さらに学会やセミナーに積極的に参加するのはもちろん、各治療のスペシャリストの先生の元に勉強に行き、しっかりとした知識と技術を学び、患者様に満足していただけるクリニックでありたいと考えております。
今後ともどうぞ竜美ヶ丘スキンクリニックを宜しくお願い致します。

2009年3月1日

キャンペーンのお知らせ(3月・4月)

お陰様で多くの患者様に支えられ、開院10ヶ月を迎えることができました。
感謝の気持ちを込めまして、これから共につきあっていくお肌のためにクリニックケアとホームケアによるお肌の”素肌美づくり”をしていただくトータルケアをご提案致します。
また、これから迎える新しい環境や夏の紫外線対策に向けてのお肌の準備ケアとしてお試し下さい。
『素肌美キャンペーン』

さらに開院以来、当院で定期的に美肌治療を受けて下さっている患者様に日頃の感謝の気持ちを込めましてお値打ちに他の治療を受けていただけるように新たなキャンペーンもご提案させていただきました。
『コンビネーションキャンペーン』

※是非この機会にお試し下さい。

2009年2月19日

当院の治療 vol4:たるみ治療

今回は、開院以来お悩み(ご相談)の非常に多い症状「たるみ」についてお話したいと思います。
たるみの原因>
たるみは、加齢により、肌のハリを保つ重要な真皮のコラーゲンが減少してしまいます。その結果、肌の弾力が衰えてたるみが出てきます。
<治療>
当院では、主にタイタン『TITAN』という機器を用いてたるみ治療を行っています。
タイタン『TITAN』:“ 世界初の近赤外線を用いた痛みの少ない次世代たるみ・シワ治療器 ” <タイタンの作用機序>
タイタンは真皮層の水分を、効果的に加熱することによりコラーゲンの収縮、再生を促します。 痛みが少なく、安全に効果的にたるみの治療が可能です。
タイタンは真皮層における
a)強力な引き締め効果
b)真皮組織の即時的熱収縮
c)長期的なコラーゲン増生による引き締め効果の持続
を得ることができます。

※通常1ヶ月毎にまずは3回治療されることをお勧めします。
☆ジェネシスと併用することで、お肌の質感(テクスチャー)も改善し、より高い若返り効果を実感していただけます。

私は開業前まで長年にわたって美容外科で勤務し、様々なたるみ治療器(高周波RF機器など)を用いて治療してきました。その中で色々使用して治療してきた結果、タイタンを導入することにしました。
他の機器(高周波RF機器など)に比べて、痛みが少なく安全に効果的なたるみ治療をできる素晴らしい機器だと自負しています。
またタイタン治療をより効果的に行うため、東京のクリニック(タイタンのエキスパートの先生の元で)に勉強に行ったり、学会やセミナーにも積極的に参加し勉強してきました。
同じ機器だからどこのクリニックでも同じ効果をだせるということは決してないのです。
患者様の症状を的確に診断した上で、個々の患者様のお肌の症状(状態)やご希望に合った最適な機器設定、照射方法で治療することが最も重要なのです。
そのためには豊富な知識と熟練した治療経験が必要となってきます。
当院では厳選した機器をしっかりとした知識と経験、技術をもって治療にあたっております。
※是非たるみでお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。

2009年2月6日

休日診療のご案内

2/11(水)『建国記念の日』は、休日診療を行います。
診療時間は通常と異なりますのでご注意下さい。
<診療時間>
9:00-12:00   14:00-18:00
この日は岡崎市の皮膚科当番(当直)のため、一般皮膚科・形成外科診療が中心となりますが、美容診療も行います。
☆お肌でお困りの方は、是非お気軽にご相談下さい。
※当院は予約制となっております。
受診希望の方は、お電話にてご予約をお願い致します。
(ご予約は、診療時間内にお願い致します。)
※診療および処置内容によって、ご予約時間より多少遅れる可能性があります。
ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

2009年2月1日

長期持続型皮膚注入剤『RADIESSE(レディエッセ)』

当院では、最近シワ治療(ボトックス・ヒアルロン酸)・プチ整形(ヒアルロン酸)を希望される患者様がとても多くなってきています。
そこで今月から新しいタイプの最新注入剤『RADIESSE(レディエッセ』 による治療を開始致します。
現在凄く人気のある治療のため、注文して海外から届くのに約1ヶ月もかかりましたが、ようやく入荷しました。
レディエッセとは、歯や骨を形成する「カルシウムハイドロキシアパタイト」を主成分にした最新の皮膚注入剤です。
粒子がとても柔らかいので、皮膚に良く馴染み、自然な仕上がりになります。 FDA(米国食品医薬品局)、CE(ヨーロッパ販売承認)、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)承認の安全性・信頼性の高い製品で、現在世界10ヵ国以上で100万本以上が使用されています。
<レディエッセの特徴>
①レディエッセの主成分は、歯や骨を形成する「カルシウムハイドロキシアパタイト」
②注入後、線維芽細胞がコラーゲンを生成するため効果の持続性に優れています ③カルシウムハイドロキシアパタイトは生体分解性物質で、徐々に体内に吸収されます
④約18ヶ月(1年半)効果が持続
⑤安全性・信頼性が高い(FDA,、CE、KFDA 承認)
⑥深いシワ(ほうれい線・マリオネットライン)、プチ整形(鼻・顎・頬などの輪郭形成)に最適
⑦非動物由来の成分なので、皮内テスト不要でアレルギー反応も起こしません <適応>
1.シワ治療(深いシワ):口の横のシワ(ほうれい線・鼻唇溝)、口元のシワ(マリオネットライン)
2.プチ整(輪郭形成):鼻(隆鼻:鼻筋を通す、鼻先を高くする)、下顎(下顎をとがらせ手前に出すことでよりフェイスラインを整える。下顎のラインを整えフェイスラインを整える)、頬の凹みを整える など

※私は、昨年12月東京でレディエッセの注入治療の米国エキスパートの

Dr.Ashish Bhatia とDr.Jeffery Hsuから直接技術指導を受けてきました。また痛みを抑える独自の注入方法も学んできました。
※シワやプチ整形でお悩みの方は、どうぞ是非お気軽にご相談下さい。

2009年1月31日

英会話スクール

昨日から英会話スクールに通い始めました。
開院後、外国の患者様が増えてきており、その際英語が上手く話せないため患者様にご迷惑をおかけすることがあったのが通うきっかけでした。
昨日は診療後、オリエンテーションを兼ねて初レッスンを受けてきました。私は今まで英会話を習ったことがなかったので、かなり緊張しました。でも先生の温かく丁寧な指導のお陰で無事初回のレッスンを終えることができました。これから毎週1回通う予定です。早く英語を身につけて外国の患者様の症状(お悩み)をしっかり聞き取って理解し、治療について詳しく説明できるよう一生懸命頑張りたいと思います。また海外の学会にも積極的に参加し、色々な先生方と情報交換できるようになりたいと考えています。

2009年1月28日

後輩医師との新年会

昨日は大学病院に勤務していた頃の後輩医師達との新年会でした。毎月3人で集まって食事をしながら情報交換をしています。特に開業すると勤務医時代とは違って、毎日スタッフとの仕事が主になるため、他の医師達と話す機会がとても少なくなってきます。今では皆それぞれ別の病院で勤務していますが、毎月こうして定期的に集まって食事をしながらお互い情報交換や近況報告をしています。後輩達が会う度に逞しくなっている姿を見ると、私も刺激を受けてもっと頑張らねばという気持ちになります。
 当院は昨年5月に開院して8ヶ月が経とうとしています。毎日本当に多くの患者様に来院していただき、心より感謝しております。スタッフも開院当初から誰一人かけることなく頑張って働いてくれていることにも感謝しています。今年は、よりいっそう患者様に最高の医療・サービスを提供していきたいと思っております。
 今年は従来の治療に加え、安全で効果の高い最新治療を導入していきたいと考えております。現在新たな治療の導入にむけて、さまざまな最新治療・治療機器について情報収集やセミナー参加、最新機器を使ったデモンストレーションなどを行い慎重に検討しています。来月から新たな治療を導入する予定です。また決まり次第、皆様にお知らせしていきたいと思います。
 当院では単に新しい治療というだけで導入するのではなく、しっかりとしたエビデンスや安全性が確立されている最新治療を厳しく見極めた上で患者様に提供していきたいと考えております。
 患者様のお肌の悩みを一緒に解決することで、充実した一年を過ごしていただけるよう最善を尽くした治療を行ってまいります。
 ※どんな些細なお肌の悩みでも、是非お気軽にご相談下さい。

※お店は私の大好きなお店(和食) 『らく味 こてら』(瑞穂区蜜柑山)です。 とても雰囲気が良くて、味も最高でした。 ※河村先生、佐久間先生、来月また会えるのを楽しみにしています。

2009年1月26日

当院の治療 vol3:Qスイッチルビーレーザー

 当院で最も多いご相談が「シミ」です。最近ではシミに加え、アザ(青アザ、茶アザなど)のご相談がとても増えてきています。
 そこで今回は、シミ・アザ治療のゴールデンスタンダードである『Qスイッチルビーレーザー治療』についてお話したいと思います。
 Qスイッチレーザーとは、パルス幅(照射時間)を非常に短く(ns:数十ナノセコンド)したものです。照射時間が非常に短いので、標的が熱せられてから周囲組織に伝導する時間が少なく、結果的に周囲への熱損傷が非常に少ないという利点を有しています。つまり標的選択性が高いので病変部位のみを的確に治療することができるのです。
 またQスイッチレーザーは、非常に強いレーザーなので、生体組織の中に深くまで達することができます。つまり表在性(表皮内)の色素性病変(老人性色素斑、雀卵斑、茶アザなど)はもちろん、特に深在性(真皮内)の色素性病変(青あざ:太田母斑、異所性・持続性蒙古斑、外傷性色素沈着症など)にも非常に高い効果をあげることができる唯一の治療機器なのです。
 ルビーレーザーとは、波長が694nmで、シミやアザの原因であるメラニン色素に対して吸収が非常に高く、コラーゲン組織や ヘモグロビンにはほとんど吸収されません。 そのため正常組織のダメージを最小限に抑えながらメラニンを有する細胞のみ選択的に破壊することができます。
 現在Qスイッチレーザーには、ルビーレーザー以外にアレキサンドライトレーザー、ヤグレーザーの3種類があります。その中でもQスイッチルビーレーザーは、メラニンの高い吸収率(メラニンの高い選択性)、最適なパルス幅(照射時間)とスポット径という点から、シミやアザ治療に最も適した機器『シミ・アザ治療のゴールデンスタンダード』と呼ばれています。この機器を用いることによって、ほとんどのシミやアザを効果的に治療することができます。
 欠点は、必ず10~14日間は治療した部分に軟膏を塗ってガーゼで覆っておかなければならないという点です。
 当院では、独自の目立ちにくい肌色の『傷用シート』を治療後に貼って処置していただいています。このシートは剥がれにくいため交換の手間もかかりません。剥がれたら交換してもらうだけで済む優れものなのです。防水効果もあるので洗顔も入浴も貼ったまましていただけます。お化粧もこの傷用シートの上からしていただきます。とにかく治療部位を刺激(擦る、掻くなど)しないように極力傷用シートを貼ったままそっとしておくことが最も大切なのです。
 表在性のシミであれば通常約7-14日でシミは痂皮(カサブタ)として剥がれて綺麗になります。治療回数は通常1~2回です。深在性(真皮内)のアザの場合は、アザの種類によって異なりますが、徐々に薄くなっていくため、数ヶ月~半年おきに数回の治療が必要になってきます。
 シミ治療をする上で最も重要な事は、シミの種類を的確に診断することなのです。シミの種類によって治療内容や治療方法が異なってくるからです。また中にはシミと非常に見間違えやすい悪性のシミも少なくありません。
 当院では皮膚科専門医として正確に診断した上で、大学病院での多くの治療経験に加え、長年美容外科で治療してきた豊富なレーザー経験を活かして治療を行っております。

※シミやアザでお悩みの方は、是非お気軽にご相談下さい。
※アザ治療の場合は、種類によって保険適応が可能となる場合がございます。

Qスイッチルビーレーザー

2009年1月21日

当院の治療 vol2:ホクロ治療

今回は、ホクロ治療についてお話したいと思います。
ホクロの医学的名称は、「母斑細胞母斑(色素性母斑)」もしくは「単純黒子(こくし)」と言います。
母斑細胞というメラニン産生能力をもつ細胞が皮膚内(表皮や真皮内)で増殖してできた良性腫瘍です。種類は、先天性や後天性、形状が盛り上がっているものから平らなもの、大きさも色々で、色調が黒色、褐色、青色などを呈し、濃い色のものから薄い色のものまで様々です。 通常は、ほとんど良性です。
しかし、中にはホクロと良く似ている皮膚癌(基底細胞癌、メラノーマなど)もありますので、皮膚科専門医による診察を受け、適切な診断、治療をすることが大切です。
私は大学勤務医時代、主に腫瘍・手術班に属しており、多くの皮膚癌の患者様の治療に携わってきました。その中でもホクロの癌(悪性黒色腫:メラノーマ)は非常に悪性度が高く、発見が遅れると進行(転移)が早いため予後が非常に悪くて怖い癌なのです。
診断には、まず肉眼的に診察した上で、ダーモスコピーという病変を拡大(10倍)して観察できる拡大鏡の一種を用いて行います。肉眼では見えなかった皮膚の内部構造が詳しく分かるようになりるのです。 ダーモスコピーはホクロの色調やパターンが詳しく観察ができるため、悪性かどうかを判断するための情報がより多く得られます。大部分はダーモスコピーで診断できます。しかし、悪性が疑わしい場合には手術にてすべて切除して、採取した組織を病理検査によってさらに詳しく診断する必要があります。
当院では良性のホクロの場合、主に炭酸ガスレーザーを用いて治療しています。
炭酸ガスレーザーは、波長が10.6μmで水に対する吸収が非常に高いため、著明な熱効果によって皮膚を切開、蒸散(※水蒸気として気化して煙となって消失していきます。)させることができるレーザーです。そのため、治療したいホクロのみを限局的に切開、蒸散させて治療することができます。 周囲組織への熱影響によるダメージが非常に少ないため傷口の治りも早いです。
また治療後の傷跡や色素沈着もほとんど目立たないので、傷口はきれいに仕上がります。 さらに止血効果もあるので、ほとんど出血することなく、メスを用いた手術(切除、縫合)よりごく短時間で治療でき、術後のむくみや痛みもほとんどありません。 長年美容治療に携わってきた立場からいえることは、炭酸ガスレーザーは治療する医師の技術が最も大きく現れる治療の一つなのです。傷痕をいかに綺麗に仕上げ、同時に取り残しをしないで(再発をさせないで)治療することが大切なのです。
もちろん悪性が疑われる場合や大きいホクロの場合は、レーザー治療ではなく切除すべきです。
当院では皮膚科専門医として正確に診断した上で、大学病院での多くの治療(手術)経験に加え、長年美容外科で治療してきた豊富な経験を活かして治療を行っております。 ホクロだけでなく、イボやシミでも同様に悪性と非常に見間違えやすいものも少なくないので、正確な診断、熟練した治療が必要になってきます。
ホクロ、イボ、シミでお悩みの方は、是非お気軽にご相談ください。

炭酸ガスレーザー

治療前
レーザー治療後