2010年12月19日

恩師との忘年会②

昨日は、研修医時代に大変お世話になった形成外科の指導医の先生方お二人と忘年会に行ってきました。
形成外科での研修時代には、外傷、熱傷、腫瘍の切除、再建など様々な治療や手術を勉強することができました。
特に傷を綺麗に早く治す治療や傷跡をできるだけ綺麗に仕上げる手術をお二人の先生方から徹底的にご指導いただきながら勉強してきました。
この経験が今の私にとってとても大きな財産となっています。
研修医を終えて、入局した愛知医大皮膚科では、主に手術斑(腫瘍斑)として数多くの手術を行ってきました。
とても有り難いことに開業後も近隣の諸先生方から多くの手術依頼(紹介)をしていただき、感謝しております。
研修医時代にお世話になった先生方も現在はご開業されており、昨日は開業医の先輩として色々ご指導いただきました。
今こうして開業医として仕事ができるのは、多くの諸先生方との出会いとご指導のお陰だと思って感謝しております。
これからも日々勉強して、来院して下さる患者様に満足していただける医療を提供できるよう一生懸命頑張っていきたいと思います。

可ん寅

写真の左から
「まりもクリニック(名古屋)」院長の牧野 良彦先生、
「はせがわクリニック(春日井)」院長の長谷川 隆先生

2010年12月18日

恩師との忘年会①

昨日は、私が開業前まで副院長として長年勤務させていただき、大変お世話になった『さかえクリニック』の皆さんをご招待して一緒にお食事に行ってきました。
私は、開業前まで愛知医大皮膚科に勤務するかたわら、週末は『さかえクリニック』に勤務しながら美容治療を勉強してきました。
院長の末武先生には、長年にわたり美容治療の基礎から最新治療まで丁寧にご指導いただきました。
私の尊敬する恩師の先生なのです。
開業後も様々な面で相談にのっていただいています。
末武先生ならびに奥様の値恵子さんには本当に良くしていただき、心から感謝しております。
久し振りにお会いでき、楽しい時間を過ごすことができました。
※末武先生、今後ともご指導の程宜しくお願い申し上げます。

備長炭ステーキ炉 Sakai(さかい)

※この日のためにマスターがVIPルームを用意してくれました。
私達の前に超大物女優(K)さんがこのお部屋でお食事をされており、入れ違いで遭遇しました。
素晴らしいお部屋で美味しいお料理を頂きながら、皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。

2010年11月21日

レーザーセミナー(大阪)

今日は、ドイツのAsclepion(エスクレピオン)社主催のレーザーセミナーに参加するため、大阪に行ってきました。
座長の先生は、レーザー治療のスペシャリスト 葛西形成外科(大阪)院長 葛西健一郎先生です。
葛西先生には以前(開業前に)お願いして、大阪にある葛西先生のクリニックでレーザー治療の勉強をさせていただいたことがあります。
その後も難しい症例に直面した際には、色々とご相談させていただくことがありますが、いつも親身に適確なアドバイスを下さります。(葛西先生、いつもご指導いただき有難うございます。)
今回の参加目的は、葛西先生が以前より絶賛されている新機器『エルビウムヤグレーザー』のご講演を聴くことです。
この機器についての内容は、以前より何度も学会やセミナーに参加して勉強してきました。
またクリニックでもエルビウムヤグレーザーのデモ機を何度もお借りし、実際に使用して治療を重ねて効果を入念に検討してきました。
その結果、当院でもエルビウムヤグレーザーを来月導入することになりました。
エルビウムヤグレーザーは、ホクロ・イボ・皮膚のできものに対して従来行われている炭酸ガス(CO2)レーザー治療よりも傷跡を綺麗に仕上げることができます。
さらにフラクショナルレーザーも搭載しており、毛穴の開き、ニキビ跡に対しての治療が可能となります。
エルビウムレーザーの詳しい内容に関しましては、現在ホームページの原稿を作成中ですので、もうしばらくお待ち下さい。
今日は、葛西先生によるエルビウムヤグレーザーによる最新治療について勉強することができました。

セミナー後は、大阪の友人(歯科医)に歯のクリーニングをしてもらい、一緒に食事に行ってきました。
新幹線の終電ぎりぎりまで飲んでいたため、新幹線の中では爆睡状態でした。(苦笑) 疲れましたが、充実した一日を過ごすことができました。
また明日から一生懸命診療を頑張ります。

※今年も早いもので、あと1ヶ月半程で終わりですね。
年内の治療のご予約もかなり増えてきております。
特にダウンタイムのある治療(血小板療法、レーザー治療など)のご予約は、既に増えてきております。
☆年内の治療をご希望される方は、お早めにご相談・ご予約下さい。

2010年11月14日

日本抗加齢美容医療学会(東京)

今日は、東京(青山)で開催された日本抗加齢美容医療学会に行って来ました。
今回の学会は、成長因子について焦点が当てられた内容でした。
特に今回は、自己の血液(血小板)を用いた皮膚再生療法『セルリバイブ、セルリバイブジータ(現在は、ニューリバイブに名称変更)』の開発者 医療法人 社団 貴順会 吉川病院 美容皮膚形成 部長 川添 剛(かわぞえ たけし)先生のご講演があり、とても楽しみにしていました。
川添先生には、当院が以前に血小板療法を導入するにあたり、京都の吉川病院に赴き、直接血小板療法についてご指導をいただきました。
現在も情報交換や様々な面でアドバイスをいただいており、私の尊敬する恩師の一人なのです。
今回のご講演は、血小板療法の最新の研究内容、治療方法などについての内容で、新たな発見や新しい治療方法などを聴けて、とても勉強になりました。
川添先生に久し振りにお会いし、直接情報交換をすることもでき、有意義な勉強ができました。
現在、血小板療法には様々な種類が存在し、治療法も多岐にわたっています。
当院では、現在川添先生の開発された血小板療法を行っております。
血小板療法は、当院でも非常に人気の高い治療です。
治療後数日腫れますので、お休み前に治療をされる方が多いです。
既に年末にかけて治療のご予約が少しずつ入ってきております。
☆年内(特に年末)にご希望の方は、お早めにご相談(ご予約)下さい。

今回は、さらに最新のフラクショナル電動ダーマローラーを用いた最新の成長因子による皮膚再生療法について韓国の先生のご講演もあり、とても興味深い内容でした。
この最新の成長因子は、細胞の再生(増殖)に不可欠な皮膚幹細胞ニッチの活性化を支持することによって、損傷した皮膚の再生を促進します。
<効能効果>
①優れた細胞増殖の活性化
②皮膚幹細胞増殖にためのVEGF、EGFの遺伝子発現の亢進
③HGF、KGFのような増殖因子やサイトカイン分泌を刺激・促進
④アルブチンより優れたメラニン生成抑制効果
この成長因子は、美肌治療だけでなく、傷(傷跡)や熱傷(やけど)、さらに手術(縫合時に使用)にも使用(応用)されています。
ダーマローラー治療は、当院で特に人気のある治療です。
顔のニキビ跡の治療に加え、特に毛孔性苔癬の治療はとても効果的です。
近日、当院でもこの最新のフラクショナル電動ダーマローラーと成長因子を新たに導入する予定です。
来月には、最新のフラクショナルレーザーも導入予定です。
今後、当院では従来の治療に加え、再生療法に力をいれていきたいと考えております。
今回の学会会場は、光(IPL)治療の第一人者でライムライトの開発者の根岸 圭先生が勤務されている東京女子医科大学附属女性医療研究所クリニックの入っているウラク青山でした。ここに来ると、開業前にこのクリニックで根岸先生に美容治療をご指導いただきながら、勉強させていただいた事をいつも思い出します。
ここは、私にとって思い入れのある場所の一つです。
昔も今も変わらぬ気持ちで頑張っていきたいと思います。
患者様によりいっそう満足していただける治療を提供できるクリニックであるために、これからも一生懸命勉強していきます。
今月は、週末はすべて学会やセミナーの予定で一杯です。
来週末は、来月導入予定の新しいレーザーの勉強のため、大阪に行く予定です。
またブログでご報告させていただきます。

最新のフラクショナル電動ダーマローラー
最新の成長因子
会場のウラク青山

2010年11月8日

☆新機種導入

当院では、患者様の様々なお肌のお悩みに対して、より効果的で幅広く質の高い治療を提供したいという強い想い(信念)から、昨年より様々な(約20種類のレーザー)新機種のレーザーのデモを行って治療効果を検討してきました。
検討を重ねた結果、今回新たに二台の新しいレーザーを導入を決定しました。 まず一台目の新機器は、難治性のニキビ、ニキビ跡、ケロイド治療のレーザーです。 特にこのレーザーは、なかなか治りにくい、または再発を繰り返しているニキビ治療の最終兵器となるでしょう。
このレーザー治療により、ニキビもできにくくなります。
このレーザーは、先月導入し、既に治療を開始しております
。 既に当院通院中のニキビの患者様数名に治療を行い、高い改善効果を認めています。
※詳しい機種、内容、料金等は、現在HPの原稿を作成中ですので、もう少しお待ち下さい。
※ご興味がある方は、お気軽にご相談(お問い合わせ)下さい。

二台目の新機器は、毛穴の開き、にきび跡治療の最新フラクショナルレーザーです。 このレーザーは、フラクショナルレーザー治療に加えて、ホクロ、イボの治療ができます。
従来のホクロ、イボのスタンダード治療である炭酸ガスレーザーに比べて痛みが少なく、傷跡が格段に綺麗に仕上がるという特徴を兼ね備えています。
今後ホクロ、イボのレーザー治療の新しいスタンダードとなるでしょう。
このレーザーは、東海三県で当院が二台目の導入となります。
12月初旬にクリニックに導入予定です。
※詳しい機種、内容、料金等は、現在HPの原稿を作成中ですので、もう少しお待ち下さい。
※ご興味がある方は、お気軽にご相談(お問い合わせ)下さい。

※当院では、患者様の様々なお悩み(症状)やご希望に対して、しっかりとした知識と経験を元に、安全で効果的な治療を見極めて導入し、一時の流行や話題だけの見せかけのイリュージョンな治療ではなく、リアルな治療をご提案・ご提供できるクリニックでありたいという信念、スタンスで診療にあたっております。
今後もスタッフ一丸となって一生懸命努力し、患者様によりいっそう満足していただけるクリニックづくりをしていきたいと思っております。

☆お肌のお悩み(症状)でお困りの方は、どうぞお気軽にご相談下さい。

2010年11月2日

懐かしい来客者(看護師さん)

今日は、私が以前勤務していた愛知医科大学附属病院の看護師さんが、名古屋から2人で美容治療に来てくれました。
約3年ぶりの再会で、とても懐かしく嬉しかったです。
2人とも凄く仕事ができるベテランの看護師さんで、大学病院勤務医時代は大変お世話になりました。
今日は、2人ともシワの相談で来院されたので、ボトックスとヒアルロン酸の注入治療を行いました。
ベテラン看護師さんの治療でしたので、ちょっぴり緊張しましたが、治療後の状態にとても満足してくれたので安心しました。(苦笑)
短い時間でしたが、勤務医時代の懐かしい昔話をしながら楽しい時間を過ごすことができました。
こうしてかつての同僚が、開業後も私の事を忘れずに覚えてくれていて、クリニックに足を運んで来てくれるのは本当に嬉しいものです。

☆Kさん、Mさん、今日は来てくれて有難うね。
お土産までいただいて、すいません。
スタッフみんなで美味しくいただきました。
また治療も兼ねて遊びにいらして下さいね。

2010年10月29日

『バガテル公園1』

昨日、友人より開院三年目を迎えたお祝いとして絵をいただきました。
その絵は、非常に人気のある画家 ジャン・ピエール・カシニョールの『バガテル公園1』という絵画です。(直筆サイン入り)
美容皮膚科にぴったりの美しい女性が描かれています。
早速クリニックに飾らせていただきました。
☆ご来院されましたら、是非ご覧下さい。

※Kさん、とても素敵な絵を有難うございました。
大切に飾らせていただきます。

『バガテル公園1』

2010年10月22日

休日診療のお知らせ(平成22年10月24日)

休日診療のお知らせです。
平成22年10月24日(日曜日)は、休日診療を行います。
診療時間は通常と異なりますのでご注意下さい。
<診療時間>
9:00-12:00   14:00-18:00

※この日は岡崎市医師会の皮膚科当番(当直)のため、一般皮膚科・形成外科診療が中心となりますが、美容診療も行っております。
☆皮膚のトラブル(症状)でお困りの方は、是非お気軽にご相談下さい。
※当院は予約制となっております。
受診希望の方は、お電話にてご予約をお願い致します。
(ご予約は、診療時間内にお願い致します。)
※診療および処置内容によって、ご予約時間より多少遅れる可能性があります。
ご理解の程宜しくお願い申し上げます。

2010年10月18日

第5回トータルスキンセラピーミーティング東京

昨日は、東京(丸ビル)で開催されたキュテラ社主催のユーザーズセミナーに参加してきました。
キュテラ社は、当院で人気の高い治療機器(ライムライト、ジェネシス、タイタン、プロウェーブ)の製造・販売をしている会社です。
このセミナーは、これらの機器を用いて治療している先生方が全国各地から一同に集まり、様々な症状に対しての最新の治療法についてスペシャリストの演者の先生方の発表を聴きながら討論形式で意見交換をする勉強会なのです。
ライムライト(光治療器)による肝斑の低出力トーニング治療、ジェネシスを用いた赤ら顔(酒さ、毛細血管拡張症)治療、タイタンを用いたお肌のハリ・たるみ治療、プロウェーブ(医療用光脱毛器)による脱毛治療、そして当院でも人気の高いレディエッセ(長期持続型皮膚注入剤)によるシワ治療など、多くの治療についてスペシャリストの演者の先生方による基礎研究(各治療機器の作用機序、治療効果、治療成績などの分析・評価)から実際の治療と多岐にわたった発表を聴くことができました。さらに多くのユーザーの先生方と日頃難渋している症例などについてもディスカッションでき有意義な勉強をすることができました。
これらの治療すべてに言えることは、各症状や程度、肌質などを詳細に診察し、適確な診断をした上で、最適な治療方法を決定して治療を行うことが最も重要なのです。
私自身もこのことをしっかり肝に銘じて毎日診察、治療に臨んでいます。
これからも積極的に学会やセミナーに参加して勉強し、来院してくださる患者様に安全で質の高い医療を提供していきたいと思います。

2010年10月11日

当院の診療方針(診療体制)について

当院では、有り難いことに、科を問わず(皮膚科、内科、外科、整形外科、眼科、耳鼻科、小児科、産婦人科など)毎日本当に多くの先生方から患者様をご紹介いただいております。
日頃ご紹介して下さる先生方に、心から感謝とお礼を申し上げます。いつも有難うございます。
一開業医として、科を問わず同業者の先生方から患者様をご紹介いただけることは、私にとって何よりの喜びです。
最近では、同業の先生方も患者様として治療に来て下さることが多く、緊張しながら、気を引き締めて治療にあたっています。
当院では、皮膚科専門医として、美容治療に加え、一般皮膚科、形成外科治療にも非常に力を入れております。
当院には、アトピー性皮膚炎、湿疹、かぶれ、虫刺され、じんましん、とびひ、イボ、水いぼ、水虫、ヘルペス・帯状疱疹(たいじょうほうしん)、ホクロ、皮膚のできもの、皮膚癌、アザ、やけど、切り傷(外傷)、傷跡・ケロイド、巻き爪・陥入爪(かんにゅうそう)、多汗症、わきが、性病、花粉症(アレルギー性鼻炎)など毎日様々なお悩み(症状)で多くの患者様が来院されます。
これらの疾患に対して、当院では皮膚科学会の治療方針に準じたスタンダードな治療をベースとして、最新の治療を取り入れて診療にあたっております。
皮膚の症状(病気)の中には、皮膚の病気だけでなく、様々な全身的な病気(内臓の病気、癌、膠原病など)のサインであることも少なくありません。
そのため、発疹(皮疹)の状態をしっかり観察(視診)し、正確に診断することがとても重要なのです。
どんなに素晴らしい治療があったとしても、病気を正しく正確に診断できなければ、何の意味もありません。
私が大学病院の勤務医時代、他院で治りが悪いにも関わらず、何ヶ月、何年も漫然と似たような薬ばかり投与されていて、結果的に他院(大学病院や病院)を受診した時には皮膚癌が進行し、手遅れになってしまった患者様を何人も経験しました。
そんな患者様を診る度に、とても辛く残念で悲しい気持ちになりました。
皮膚の症状(病気)は、必ず皮膚科専門医のいるクリニックを受診してください。
当院では、治りが悪い症状(難治性疾患)や重症例、少しでも悪性や特殊な病気を疑う場合などには、積極的に皮膚生検・皮膚病理検査(局所麻酔をして2~3㎜程度の皮膚を一部を採取し、顕微鏡レベルで詳細に正確に診断をする精密検査)を行い、確定診断をした上で最適な治療を行っております。
また当院では手術や他院からの手術依頼も非常に多く、傷跡(整容面)に十分配慮した丁寧な手術を心がけ、徹底した術後ケア(傷跡のケア)の指導を行っております。

当院は、これからも地域の皆様から、そして同業の先生方から愛され、慕われ、安心して治療を受けていただける(安心してご紹介していただける)信頼されるクリニックづくりを目指して私をはじめスタッフ一同一生懸命頑張ってリアルな医療を提供していきたいと思っております。
どうぞこれからも竜美ヶ丘スキンクリニックを宜しくお願い申し上げます。

※お肌(皮膚)のトラブル(症状)でお悩みの方は、どんな些細なことでも構いませんので、どうぞお気軽にご相談ください。